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# 法人向け商品・サービスのマーケティング

> 対象企業との接点を作り、問い合わせ、商談、契約、継続利用につなげるマーケティングの考え方と実践方法を説明します。

<img src="https://mintcdn.com/agoslabstechnologiesfzco/vUpgLVQwjD-jJWmU/public/playbooks/b2b-products-services-thumbnail.webp?fit=max&auto=format&n=vUpgLVQwjD-jJWmU&q=85&s=2688b27c498bfe16dbc3f1e26d11222d" alt="法人向け商品・サービスのマーケティングを表現したイメージ" style={{ width: "100%", aspectRatio: "16 / 9", objectFit: "cover", borderRadius: "12px", marginBottom: "2rem" }} width="1672" height="941" data-path="public/playbooks/b2b-products-services-thumbnail.webp" />

法人向けのマーケティングでは、対象企業に商品・サービスを知ってもらい、検討に必要な情報を届け、問い合わせや商談へつなげます。実際に利用する方、導入を進める方、契約を承認する方が判断できる情報を揃え、営業活動とつながる仕組みを作ることが重要です。

達成したい目的が決まっている場合は目的別ガイド、SEOやSNSなど取り組みたい施策が決まっている場合は施策別ガイドへ進みます。

## 目的に合う施策を見つける

達成したい目的は決まっているものの、何に取り組むべきか分からない場合は、該当するガイドを確認します。それぞれのページで、目的を達成する流れ、判断基準、取り組める施策を説明します。

<CardGroup cols={2}>
  <Card title="認知を広げる" icon="megaphone" href="/ja/playbooks/b2b/grow-awareness">
    対象企業の担当者に自社の商品・サービスを知ってもらい、検索やWebサイト訪問など、詳しい情報を調べる行動につなげます。
  </Card>

  <Card title="見込み顧客を増やす" icon="user-plus" href="/ja/playbooks/b2b/generate-leads">
    対象企業との接点を、資料請求、相談、デモ予約、問い合わせへつなげます。
  </Card>

  <Card title="商談を増やす" icon="comments" href="/ja/playbooks/b2b/increase-opportunities">
    見込み顧客の課題と条件を確認し、相談、デモ、要件確認などの具体的な商談へつなげます。
  </Card>

  <Card title="受注率を改善する" icon="handshake" href="/ja/playbooks/b2b/improve-win-rate">
    導入効果、条件、事例、社内説明に必要な情報を揃え、比較、承認、契約を進めやすくします。
  </Card>

  <Card title="継続・追加契約を増やす" icon="repeat" href="/ja/playbooks/b2b/expand-accounts">
    導入後の価値実感を支援し、契約更新、利用拡大、追加提案、紹介につなげます。
  </Card>
</CardGroup>

## NoimosAIで施策を実践する

取り組みたい施策が決まっている場合は、該当する施策別ガイドへ進みます。各ページで、NoimosAIを使った準備、実行、確認、改善の流れを説明します。

<CardGroup cols={2}>
  <Card title="競合を調査する" icon="binoculars" href="/ja/playbooks/b2b/research-competitors">
    競合のコンテンツ、トラフィック、商品・サービスの更新を継続して調べ、マーケティングへ反映します。
  </Card>

  <Card title="Webサイトを作成・改善する" icon="globe" href="/ja/playbooks/b2b/build-website">
    対象企業が導入を判断するための情報を整え、問い合わせ、資料請求、相談、デモ予約につながるWebサイトを作成します。
  </Card>

  <Card title="SEOで検索流入を増やす" icon="magnifying-glass" href="/ja/playbooks/b2b/seo">
    業務課題や導入候補を調べる検索を捉え、検討に必要なコンテンツを作成・公開して改善します。
  </Card>

  <Card title="GEOでAI検索から見つけてもらう" icon="robot" href="/ja/playbooks/b2b/geo">
    AI回答での表示状況を調べ、会社と商品・サービスの公式情報、導入判断に必要なコンテンツを改善します。
  </Card>

  <Card title="SNSで認知と信頼を広げる" icon="hashtag" href="/ja/playbooks/b2b/sns">
    専門知識、事例、調査、商品情報を継続して発信し、記事、資料、イベント、問い合わせへの接点を増やします。
  </Card>
</CardGroup>

### どこから始めるか迷った場合

現在の数字や営業活動で起きている問題に最も近い行を選び、最初に取り組む施策を一つ決めます。複数に当てはまる場合は、顧客の検討が最も早く止まっている段階から進めます。

| 現在の状態                              | 最初に読むガイド                                          |
| ---------------------------------- | ------------------------------------------------- |
| 競合の変化や、自社が優先して改善する点を把握できていない       | [競合を調査する](/ja/playbooks/b2b/research-competitors) |
| 商品・サービスの価値や導入条件がWebサイトで伝わっていない     | [Webサイトを作成・改善する](/ja/playbooks/b2b/build-website) |
| 業務課題を検索する企業との接点が少ない                | [SEOで検索流入を増やす](/ja/playbooks/b2b/seo)             |
| AIへ導入候補を尋ねても、自社が紹介されない、または説明が正確でない | [GEOでAI検索から見つけてもらう](/ja/playbooks/b2b/geo)        |
| 対象業界の担当者へ継続的に専門知識や事例を届けられていない      | [SNSで認知と信頼を広げる](/ja/playbooks/b2b/sns)            |

Webサイトは、SEO、GEO、SNSから訪れた方が商品・サービスを検討する場所になります。まだ導入判断に必要な情報と問い合わせへの導線が整っていない場合は、Webサイトから始めます。

## このガイドの対象

このガイドは、問い合わせ、相談、デモ、見積もり、社内での検討などを経て、企業へ商品やサービスを販売する事業を対象としています。法人向けの製品、業務システム、設備、研修などを提供する経営者、事業責任者、マーケティング担当者を想定しています。

ユーザーが自分で登録し、無料体験や有料利用を開始するソフトウェアやアプリは、販売までの流れが異なるため、ソフトウェア・アプリ向けのガイドで扱います。両方の販売経路がある場合は、現在改善したい経路に合うガイドを使います。

## 法人顧客が契約するまでの流れ

法人向けの商品・サービスでは、Webサイトを訪れた一人だけで導入を決めるとは限りません。企業の中で複数の方が異なる観点から情報を確認し、問い合わせ、商談、社内での検討を経て契約します。

法人顧客では、最初に情報を集める担当者、実際に利用する部門、予算やリスクを判断する方が異なる場合があります。次の表では、主な関係者と、その方が判断するために必要な情報を対応させています。

| 導入検討に関わる方        | その方が判断するために確認すること           |
| ---------------- | --------------------------- |
| 実際に利用する方         | 現在の業務をどのように改善できるか、使いやすいか    |
| 導入を進める担当者        | 対象部署で利用できるか、導入方法、必要な準備、運用体制 |
| 責任者・決裁者          | 導入効果、費用、優先して導入する必要性         |
| 情報システム・セキュリティ担当者 | データの取り扱い、権限、既存環境との連携、安全性    |
| 購買・法務担当者         | 料金、契約条件、利用範囲、解約・更新条件        |

すべての事業で同じ役割が参加するわけではありません。自社の契約までの流れを確認し、実際に関わる方が必要とする情報を揃えます。

顧客との関係は、主に次のようにつながります。

```text theme={null}
対象企業に知ってもらう → 課題や解決方法を調べる → 問い合わせる → 商談する → 社内で検討する → 契約する → 継続・追加契約する
```

マーケティングでは、対象企業との接点を作り、問い合わせまでに必要な情報を提供します。問い合わせ後は、顧客が見たページ、関心を持った課題、ダウンロードした資料などを営業活動の参考にし、商談で必要な情報を補います。

## 目的ごとに成果を確認する

法人向けでは、最終的な契約件数だけを見ても、どの段階を改善すべきか判断できません。対象企業に知ってもらうところから、契約後に価値を得るところまでを分けて確認します。

| 対象企業との関係が進む段階 | その段階へ進んだことを示す行動                       | 改善方法を確認するページ                                       |
| ------------- | ------------------------------------- | -------------------------------------------------- |
| 認知            | 検索、AI回答、SNS、広告、メディア、イベントでの接触とWebサイト訪問 | [認知を広げる](/ja/playbooks/b2b/grow-awareness)         |
| 見込み顧客         | 主要ページの閲覧、資料請求、イベント申込み、相談、問い合わせ        | [見込み顧客を増やす](/ja/playbooks/b2b/generate-leads)      |
| 商談            | 対象企業と一致した商談、商談化率、商談へ進まなかった理由          | [商談を増やす](/ja/playbooks/b2b/increase-opportunities) |
| 受注            | 受注率、商談期間、段階ごとの停滞、失注理由                 | [受注率を改善する](/ja/playbooks/b2b/improve-win-rate)     |
| 継続・拡大         | 導入完了、成果、更新率、解約理由、追加契約                 | [継続・追加契約を増やす](/ja/playbooks/b2b/expand-accounts)   |

最も数が少ない段階だけを直すのではなく、その前の段階で対象企業と必要な情報が合っているかも確認します。たとえば、商談数が少ない場合は相談ページだけでなく、対象企業からの見込み顧客が十分に生まれているかを確認します。

## 最初に決めること

施策を始める前に、誰へ何を伝え、どの行動へつなげるかを決めます。最初に整理する項目は次のとおりです。

| 決める項目    | 具体的にする内容                          |
| -------- | --------------------------------- |
| 対象企業     | 業界、企業規模、地域、事業や業務の特徴               |
| 対象部署・役割  | 利用する方、導入を進める方、承認する方               |
| 業務課題     | 現在起きている問題と、事業や業務への影響              |
| 提供する価値   | 導入によって改善できる時間、費用、品質、売上、リスク        |
| 判断に必要な根拠 | 導入事例、実績、数値、対応範囲、セキュリティ、サポート       |
| 次の行動     | 資料請求、相談、デモ予約、問い合わせなど、最初に完了してほしい行動 |

対象企業と次の行動を決めたら、現在不足している接点と情報を確認し、該当する施策別ガイドから実践します。
