製品を見つけてもらう方法
ソフトウェアやアプリを見つけてもらう方法は、主に次の4つです。各項目から、このページ内の詳しい説明へ移動できます。- 検索エンジンで見つけてもらう:問題の解決方法、用途に合うツール、製品の比較や使い方を検索する方へ、Webサイトや記事を届けます。
- AI検索で紹介してもらう:製品の選び方や問題の解決方法をAIへ尋ねる方に、自社の製品を正確に紹介・引用してもらいます。
- SNSで用途と価値を伝える:短い実演、利用例、更新情報を通じて、まだ製品を検索していない方との接点を作ります。
- アプリストアや比較ページで選択肢に入る:カテゴリーや用途から製品を探している方へ、判断に必要な情報をまとめて示します。
認知施策を始める前に決めること
チャネルを選ぶ前に、誰に、どの場面で、何を伝えるかを決めます。最初に整理する内容は次のとおりです。
たとえば「チーム向けのタスク管理アプリ」だけでは、対象ユーザーが製品を必要とする場面まで分かりません。「複数の担当者が締切と進捗を共有する」のように、完了したい仕事まで具体的にします。この内容を検索キーワード、AIへ公開する情報、SNS投稿、ストアページで揃えます。
競合調査では、ユーザーが比較している製品、各社が強調する用途、料金、レビュー、獲得している検索や話題を確認します。自社が同じ情報を増やすのではなく、対象ユーザーが必要としているのに十分説明されていない内容を見つけます。
競合を調査する
競合の機能、料金、利用開始までの流れ、発信内容を調べ、自社が優先して伝える価値と作成するコンテンツを決めます。
検索エンジンで見つけてもらう
では、ユーザーが問題の解決方法、用途に合う製品、比較、使い方を検索したときに、自社のページを検索結果へ表示します。すでに問題や必要な機能を言葉にしている方との接点を作る場合に適しています。 検索する内容は、製品を知る前から利用中まで変化します。それぞれの検索に対して、判断や作業を完了できるページを用意します。
公開後は検索順位だけでなく、検索結果での表示、クリック、製品ページへの移動、登録や利用開始まで確認します。検索流入が増えても対象ユーザーが登録しない場合は、狙う検索と製品の用途が一致しているかを見直します。
SEOで検索流入を増やす
Webサイトを整え、ユーザーの行動段階に合うキーワードを調べ、ページの作成・公開と改善を続けます。
AI検索で紹介してもらう
では、ユーザーがAIへ製品の選び方、比較、使い方、問題解決を尋ねたときに、自社の製品と公式情報を正確に紹介・引用してもらうことを目指します。 最初に、製品名を含まない質問と、製品名を含む質問の両方で表示状況を調べます。紹介されていない場合は、AIが取得できる公開ページに、対象ユーザー、用途、機能、料金、対応環境、利用方法を明確に示します。説明が不正確な場合は、誤りを打ち消す文章だけを追加せず、公式ページの情報を現在の仕様へ揃えます。 AI回答での言及数だけでなく、説明の正確性、紹介された理由、引用されたページを確認します。競合だけが紹介されている質問では、回答に必要な情報と根拠を確認し、自社の既存ページへ追加するか、新しいページを作成します。GEOでAI検索から見つけてもらう
AI回答での表示状況を調べ、公式情報とコンテンツを改善し、言及と引用の変化を確認します。
SNSで用途と価値を伝える
SNSでは、製品をまだ検索していない方へ、機能の実演、利用前後の変化、テンプレート、更新情報を届けます。画面や操作を短い動画で見せやすい製品、継続的に新しい使い方を紹介できる製品に適しています。 利用するSNSは、対象ユーザーが情報を得る場所、製品を伝えやすい形式、継続して用意できる素材をもとに選びます。投稿の主なテーマは次のように分けます。- 問題と解決方法: ユーザーが抱える問題と、改善する考え方を伝える
- 製品の実演: 一つの機能が、どの仕事をどのように変えるかを画面で見せる
- 利用例: 対象ユーザーや用途ごとに、製品を使う流れと得られる結果を示す
- 更新情報: 新機能や変更内容だけでなく、ユーザーが何をできるようになったかを伝える
- ユーザーの成果: レビューや事例を、許可と利用条件を確認して紹介する
SNSを運用する
利用するSNSと発信方針を決め、投稿を企画・作成・公開し、登録や利用への貢献を確認します。
アプリストアや比較ページで選択肢に入る
App StoreやGoogle Playでは、検索結果、カテゴリー、ランキング、広告、関連アプリなどからストアページへ移動した方が、インストールまたは購入を判断します。ソフトウェアの比較サイト、レビューサイト、自社の比較ページでも、用途や条件が近い製品を探している方へ情報を届けられます。 ストアページでは、アプリ名とアイコンだけでなく、スクリーンショット、動画、説明、評価、レビュー、料金、アプリ内課金、対応環境、更新履歴を通じて用途を伝えます。最初の画面や説明で、誰のどの仕事を助けるアプリかを判断できる状態にします。 比較ページでは、すべての製品を同じ基準で並べます。機能数だけで優劣を決めず、対象ユーザー、主な用途、料金単位、利用開始までの手順、対応環境、サポートなど、選択に必要な違いを示します。自社に合わない利用条件も明記すると、登録後の早い離脱を減らせます。 ストアページや比較ページを見た方がインストールへ進まない場合は、流入を増やす前に、説明と素材を改善します。現在の表示内容と競合の違いを調べ、変更前後のインストール率を比較する方法は、次のガイドで説明します。登録・利用開始・有料化のCVRを改善する
ストアページや製品ページの閲覧から、登録、インストール、利用開始へ進む割合を改善します。
発見後に確認できる場所を整える
検索、AI検索、SNS、アプリストアで接点を作っても、移動先で製品の価値や始め方が伝わらなければ登録にはつながりません。Webサイトを利用する製品では、トップページ、機能、利用例、料金、比較、ドキュメントを役割ごとに分け、発見された情報から関連ページへ進めるようにします。 モバイルアプリでも、公式Webサイトは検索やAI回答の参照元になり、ストアページだけでは説明しにくい機能、料金、サポート、プライバシーの情報を示す場所になります。Webサイトとストアページで、製品名、機能、料金、対応環境が食い違わないようにします。Webサイトを作成・改善する
製品の価値、機能、料金、利用開始までの流れを伝え、登録やストアへの移動につながるWebサイトを作成します。
方法別に成果を確認する
製品を見つけてもらう施策では、接触した人数と、その後に製品を確認した人数を分けて確認します。主な指標は次のとおりです。
方法ごとに指標の定義が異なるため、表示回数を単純に合計しません。各方法の中で変化を確認し、製品ページへの訪問、登録、インストールなど、共通する次の行動へどれだけつながったかを比較します。
関連ページ
- ソフトウェア・アプリのマーケティング:登録、利用開始、有料利用までを含む全体像を確認します。
- 登録・インストールを増やす:製品を見つけた方を登録、ダウンロード、購入、インストールへつなげます。